<Header>
<Author: 崔塗>
<Title: 孤雁>
<Format: 五言古詩>
<Year: 1973>
<BookName: 唐詩三百首2>
<Translator: 目加田誠>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 孤雁(こがん）>
<BookPage: 168>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
幾行歸去盡，
片影獨何之。
暮雨相呼失，
寒塘獨下遲。
渚雲低暗度，
關月冷遙隨。
未必逢矰繳，
孤飛自可疑。
<End Poem>
<Translation>
雁の列はみんな北に帰ってしまい
お前ひとりどこに行くのか
夕くれの雨の中を
呼んでも友の姿は見えず
寒い池のつつみに
降りようとしてまたためらう
渚の雲が暗く垂れるとき
関塞の月が冷たく翼を照らすとき
ふしぎやいくるみにもあてられず
よくまあひとりで飛んで来たものだ
<End Translation>
<Formatted Translation>
雁の列はみんな北に帰ってしまい
お前ひとりどこに行くのか
夕くれの雨の中を　呼んでも友の姿は見えず
寒い池のつつみに　降りようとしてまたためらう
渚の雲が暗く垂れるとき
関塞の月が冷たく翼を照らすとき
ふしぎやいくるみにもあてられず
よくまあひとりで飛んで来たものだ
<End Formatted Translation>